都月 一奈「club IRIS【クラブアイリス】東京」

  • マーガレット。

    春の訪れと共に可憐に咲き誇るあの愛くるしい花が脳裏をかすめた。

    春先の都内、知らぬ者はいない名を冠したその大学院。
    極めて優秀な成績を収めた者だけが入る事を許される、
    厳かに構える狭き門の内側で。

    その女性は私の視線を掴んで離そうとしなかった。

    乾いた喉をぐっ、と出もしない唾液が通った気がした。

    私の受け持つ講義にまさか彼女は現れた。

    二回目の邂逅を果たしてもなお、
    私の文才ではその健康的な長身に収められた、
    女性的なエッセンスは筆舌に尽くしがい。

    きめ細やかで、つるんと若々しく彼女を包む肌、
    美しくたわわなラインを描く豊かな乳房は、
    ゆったりの清楚なワンピースの下からでも、
    はっきりと自己を主張していた。
    私は目の前の母性の目覚めにため息を呑む。

    きゅっと引き締まったのがわかる、
    愛らしくつんと上を向いたヒップから、
    括れた腰に繋がる曲線。
    私は目の前のグラマーな若さにめまいを覚える。

    きっと魅了(チャーム)の魔法をかけられてしまったのだろう。
    他の生徒の目を気にも止めずに、
    私の眼はピントを彼女に合わせたまま動いてくれない。

    私の目前で、聖母のような全てを包み込む慈愛の表情を皆に向け。
    彼女は口を開き自らのこれまでを語る。

    無垢な少女を彷彿とさせる暖かくも芯のある、
    不思議な眼差しを放つ瞳。

    そのガラスの輝きはゆるく目尻へとカーブを描き、
    彼女の落ち着きのある声に合わせてゆったりと表情を変える。

    全ての動作に高嶺の花を思わせる優雅さをまとい、
    愛くるしい可憐な彼女の笑顔を
    さらに奥深くミステリアスなものに変える。
    茶道を幼少の頃から嗜んでいると言うから
    その知性を感じさせる淑やかさにも合点がいった。

    微笑むと白く光る歯をつややかな唇が彩り
    静かな笑みを口元にスッと浮かべる。
    彼女の隠し持つ類まれなる知性をほのかに香らせた。

    彼女の存在が周囲を圧倒させる。この女性はホンモノなのだ、と。

    彫刻芸術を思わせる完成された容姿に
    神はあろうことか秀逸な頭脳を与えられ給うたのだ。
    これは許される事なのだろうか。

    私はそれ以来彼女を避けるようになった。

    私の本能が彼女の体を
    裸体を想い描き
    扇情的なその美が暴力の様に無防備な私を責め立てる。

    しかし同時に私はその完成された美に届きはしないのだ

    触れることは許されないのだと知る。

    この理性と本能の二律背反に挟まれた私は確信したのだ。
    神に選ばれた者しか、彼女を抱くことは能わない。

    その絶望だけを結論として。

出勤予定

  • 11/19(月)
    -
  • 11/20(火)
    20:00 - 24:00
  • 11/21(水)
    -
  • 11/22(木)
    -

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全56人 本日の出勤17人
※11月19日(月)の出勤情報(AM6:00に更新されます)
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