円成寺 静「club IRIS【クラブアイリス】東京」

すぐ手の届く処にある大切な何かを求めて

  • 円成寺 静(25)
  • T168 B85(D) W55 H84
  • club IRIS【クラブアイリス】東京
  • 【銀座】
  • 女学生のような貴女との出逢いは、白昼夢の様だった。
     
    女性、という機能美を余すことなく満たした身体が描く
    品格溢れるその所作ひとつひとつが、本物であることを悟らせる。
    それはまるで完成された方程式をなぞるように、
    あたかもそう動く為にあしらえたかのように。
    黄金の比率を奏で、目にする者の喉を鳴らす。
     
    緩やかな、とろけるようななだらかな起伏。
    その曲線の描く淫らさがあまりに耽美的で。
    その輪郭が織りなす彼女という存在は、情欲さえ感じる耽美画のようで。
     
    薄くもたわわな胸から引き締まった臍へ、臀部へ繋がる女性のカタチがあまりに強烈で。
    恥ずかし気に赤らめる頬でさえも、ぽとりと垂らした水彩の紅のようで。
    アーティスティックの根源とは、セクシャリズムであることを認識させられる。
     
    しかし紡がれる言葉は穏やかな小春日和の様。
    逢う者の背広を優しくはたき、ホコリを落とし明日へと背中を押してくれるその心。
    その朗らかな微笑みにこそ、その声の彩にこそ、包み込む温もりが宿る。
     
    体温を感じるやり取り、交わす言葉の摩擦の微熱。
    それぞれが確かな繋がりの証明となり、私と貴女の絆を縁取る。
    熱冷め止まぬまま過ごす夜は生ぬるく、二人の間を涼しげな風が吹き抜ける。
    重ね合わせる柔い肌だけが、貴女の存在を証明してくれた。
     
    奪った羽衣を隠してしまえば、貴女との恋路は結ばれるのでしょうか。
    その微笑みは多くを語らず、困ったように眉尻を下げた。
     
    慈愛に満ちたベッドのほとりで、ただ満たされた時を想う。
    夢ではないことを理解したくて、意味もなく膝をつねる。
    ふと、後ろから伸びる白い手のひらが、その赤くなった膝をなぜた。
     
    どうしようもなく優しい貴女の、慈しみの所作。
    そんなぬくもりがどうしても泣きたくなって、貴女の身体を抱き寄せた。

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